最初見つけた時はビックリしました。
あれ?これ自分が描いた
絵によく似てるなって。
誰なのかは伏せますが、
私は以前有名人のご家族からのご依頼で、
その本人の似顔絵を制作したことが
あるのですが、
その人のSNSとかで載せていたり
するのかなとふと思い、
ちょっとネットで検索してみたら、
やけに自分の描いた似顔絵に
よく似た作品が見つかりました。
顔こそ少し違いましたが、
髪型やりんかく、ポーズ、
そして線のタッチ、
自分が描いた絵にそっくり。
こんな偶然ある?っていうくらい。
もしかしてパクったんじゃないか…?
そう思ったら気になって気になって
仕方がなかったのでとりあえず
その絵を描いた人に連絡してみました。
するとやはりそうだったみたいです。
有名人ご本人から制作の依頼があって、
こんな感じにと参考資料を渡されて
制作したとの事。
それが自分の描いた絵だったという訳です。
描いた本人からは謝罪がありましたので
この件は丸く収まったのですが、
自分のようなほぼ無名の絵描きでも
こういう事が起きるんだなと思いました。
やっぱり心がザワつくというか、
穏やかな気持ちでは
いられなかったですね…。
今回の件でそれを身をもって体験しました。
こういう気持ちになるのは
自分だけではなく、
クリエイターと呼ばれる人たちの
ほとんどがそうだと思います。
場合によっては訴えられるケースも
あったりしますから、
著作権については今の時代、
クリエイターのみならず、
全ての人が学ぶ必要があると思います。
どんな作品であろうと、
クリエイターはそれを生み出すために
たくさんの努力や時間を使っています。
自分も改めて著作権に気をつけて
描いていかなければいけないなと
強く思いました。
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