旅する似顔絵屋さんのゆるゆる日常絵日記

似顔絵のコト、生活のコトつづります。

【格闘技】最"凶"同志の運命の一戦 〜 青木真也VS秋山成勲 ネット観戦リポート

青木真也秋山成勲
格闘技界のヒールと呼ばれていた
この二人がついに拳を交えた。

場所はシンガポールで開催されている
格闘技イベント「ONE chanpionship」。
このヒール二人が試合をすれば
どんな試合になるのか、

これまで対戦が噂されながらも
実現してこなかったこのカード。
この試合がPPV(ペイパービュー)で
観られるという事で、
初めて購入しちゃいました。

自分は小さい頃から元々ヒールが好きで、
この二人の事もよく知っていましたし、
試合もよく観ていました。
ただ秋山選手の場合は以前に
桜庭和志選手に行った
不正行為の一件があったので、
彼と同じ秋田出身の自分としては、
正直あまり良い目で見れなかった
というのはありますね…。

下馬評では青木選手の方が
勝つだろうという見方が
多かったみたいですが、
自分は正直この試合は展開によっては
どちらに転ぶか分からないなと
思っていました。

何せ普段の階級が違う二人です。
ライト級の青木選手に対し、
秋山選手は一つ上のウェルター級。
10kg以上の体重差があります。
アニメに例えるならのび太
ジャイアンが戦うみたいな感じですよ。

今回秋山選手の過酷な減量によって
ライト級での試合になりましたけど、
リカバリーすれば体重は
ほぼ元通りになります。
ですので実質階級を超えた
戦いになるんですよね。

確かに青木選手の寝技は
世界トップクラス。
体重差のある秋山選手相手でも
極められると思いますが、
一発でも良い一撃を
くらってしまったら
タダでは済まないと思うので、
自分の中ではどちらが有利とかは
思わなかったです。

そして運命のゴング。
1R、開始早々いきなり青木選手が
秋山選手に組み付き、バックを奪いました。
そこからチョークを狙って
腕を捻じ込ませていくのですが、
秋山選手は必死でそれを防ぎます。
この攻防が最後まで続いて1Rは終了。
秋山選手は青木選手の
寝技を凌ぎ切りました。

そして勝負が動いた2R、
青木選手がタックルで
秋山選手の片足を掴むも、
秋山選手はその状態からアッパーを連打。
青木選手は顔面を何度も被弾しますが、
それでも片足を離さずに
テイクダウンを試みます。

しかし失敗してしまい、
今度は逆に秋山選手が攻勢に。
得意の打撃で何度も青木選手の
顔面にパンチを打ち込み、
ついに青木選手がダウン。
そこから秋山選手が覆いかぶさって
さらにパンチを叩き込み、
レフェリーがストップ。
秋山選手のKO勝ちとなりました。

自分は青木選手を応援していたので、
このKO負けは残念でした…。
1Rあれだけ有利な体勢になって
完全に極められる所まで持っていけたのに、
極めきる事ができなかった。

この時に嫌な予感はしたんですよね。
以前クリスチャン・リーという
選手と試合をした時に、
開始早々から組み付いて
有利なポジションを奪って、
そこから腕ひしぎ逆十字をしかけて
あと少しという所まで
持っていけたのに極めきれず、

そこから相手にボコボコにされて
KOされた事がありました。
今回の試合展開がまさに
それにタブって見えたんです。
逆に勝った試合はそのチャンスを
ものにしています。

なのであの展開は青木選手の勝敗に
大きく直結する大事な場面なんだと
個人的にはそう思いました。

そして勝った秋山選手は素晴らしい!
13kgという過酷な減量をクリアさせ、
コンディションも不安視される中での
あのパフォーマンス。
これはスゴいです!
この試合は秋山選手の日でしたね。

お互い世間を騒がせた事でヒールと呼ばれ、
それぞれ全く違う独自の道を歩み続けて
辿り着いた今回の一戦。

努力を積み重ねて報われる事もあれば、
報われない事もある。
そんな「現実」というものをこの二人の
試合で見せつけられた気がしました。

この試合をリアルタイムで
観られて良かったです。
意地と意地がぶつかりあう
濃厚で熱い試合をありがとうございました。

 

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